ジャズの醍醐味のトランペットの輝き。フレディ・ハバード、ウィントン・マルサリス

ジャズの醍醐味は迫力だと思っているので、トランペットの輝きのある音が最も好きです。

フレディ・ハバードのアルバム
フレディ・ハバードのアルバム

フレディ・ハバードのトランペットがメタリックな輝きとハイノートという高音の連続する難しい技を見せつけられるので、最も好きなジャズミュージシャンです。

フレディハバード
フレディハバード

ウィントン・マルサリスもハイノートの連発するアルバムの「ライブ・アット・ブルースアリー」は最高です。

ライブ録音で、いきなりウィントンのライブの出だしから、ハイノートを連発し、聴衆を圧倒しています。

ジャズの最高な瞬間が録音されています。

ウィントンマルサリス CD
ウィントンマルサリス CD ライブアットブルースアリー

ウィントン・マルサリスのいきなりのトランペットの全開のハイノートはしびれます。

ウィントンマルサリス
ウィントンマルサリス
ジャズのライブの最高の興奮状態が録音されています。クラシック音楽では味わえない音です。

クラシックはメタリックや、野性的な音や金属音、ドラムやベースの迫力がありません。

クラシックで物足りない時は、ジャズのトランペットを聞きます。

ストレスが吹っ飛びます。ロック音楽のような興奮状態になれます。

ぜひ、2枚とも聞いてみて下さい!

ジャズのメタリックなトランペット音の良さが体験できます。

ザ・ポリスの「白いレガッタ」は今聞いても傑作アルバムだ

80年代のロックでザ・ポリスの活躍は凄かった。その中でアルバムでは「白いレガッタ」が一番シブいロックだ。

白いレガッタ ザ・ポリス
白いレガッタ ザ・ポリス

スティングの乾いたボーカルにレゲエ調のリズムが心地よく響く。

スティングのベースの低音も本当に心地いい。

アンディ・サマーズのギターも刻むように暗めに控えめに響く。

ザ・ポリスの暗い感じはギターの神秘的な響きが大きい。

スチュワート・コープランドのドラムは結構細かく刻むリズムで、神経質な繊細な感じがする。
メンバー全体が暗めの音楽であるが、そこにリズムがレゲエっぽいのが妙にテンポよく、心地がいいのだ。

もちろんこのアルバムの傑作は、白いレガッタというインストゥルメンタルの曲がカッコイイ。

孤独のメッセージはシングルカットで聴いた80年代の時は効果抜群だったが、今聞くと飽きやすい曲だ。

ウォーキング・オン・ザ・ムーンの方がシングルカットでは孤独のメッセージよりはいい。

他にもいい曲が多い。地味な曲だが今聞いても十分聴きごたえある曲が多い。全体の完成度ではザ・ポリスのアルバムの中では1番だ。

高校1年の時のアルバムだったが、今でも十分このザ・ポリスの良さが大人で聴いても古臭く感じなかった。

その後のアルバムでは高校教師や、マジック、シンクロニシティーパートⅡ、見つめていたいなど、ヒットシングルを出したが、アルバムの統一感と、ロンドンの当時のクラッシュなどがいた時代の前衛感があって、一番シブくて大人向けのアルバムに感じる。

スティングはソロになってからは、イングリッシュマン・イン・ニューヨークなどのヒットシングルを出したが、やはり3人のバンドのザ・ポリスの音楽の方が断然カッコイイと思う。

ディシプリン キングクリムゾンの革新性

キングクリムゾンのディシプリンは不思議なロックである。

キングクリムゾンは「21世紀の精神異常者」で有名な「クリムゾンキングの宮殿」が大ヒットしたプログレッシブロックのグループである。

ディシプリン
ディシプリン

そのグループが再結成せれた再デビューアルバムである。

まず、ビデオで「エレファント・トーク」というシングルの映像を見た。

エイドリアン・ブリューがギターで象の鳴き声を奏でながらボーカルもする。

キングクリムゾン
キングクリムゾン

そしてロバート・フィリップがギターでバックで演奏している。

リズムが変なリズムで演奏しにくそうなテンポ。

そして、ベースとドラムが入る。

ドラムもビル・ブルーフォードというドラマーだ。

ベースも棒のようなかたちのでそれをトニー・レヴィンというスキンヘッドの髭の男が演奏している。

ほんとうに前衛的な演奏だった。

ボーカルも不可思議な歌詞を歌い、アフリカ的リズムのようで、どこかズレたリズムで変わった音楽だった。

私はこのキングクリムゾンのCDを買い、聞いた。

シングルのエレファントトークよりもタイトル曲のディシプリンという曲がかっこよかった。

ギターのエイドリアン・ブリューとロバート・フィリップがボーカル無しで演奏する。

演奏していくうちにどんどん二人のリズムがズレていく。そのズレ具合が格好良かった。

あれだけエレファントトークで変わった歌を歌っていたエイドリアン・ブリューがボーカル無しで演奏している。

当然歌がないので地味な曲であるが、ロバート・フィリップの知的なギターのズレ具合の工夫がかっこよかった。

いまでも前衛のロックというとこのアルバムが浮かぶ。

キングクリムゾンここにありという復活のアルバムである。

ソニー・ロリンズ ビレッジヴァンガードの夜

ソニーロリンズ ビレッジバンガードの夜
ソニーロリンズ ビレッジバンガードの夜

 

「ライブ・アット・ヴィレッジヴァンガードの夜」はソニー・ロリンズのライブの良さが出たアルバムである。

3人編成のピアノ無しのライブで、ソニー・ロリンズのリラックスした音とライブの激しさが加わったアルバム。

ヴィレッジヴァンガードはニューヨークのライブハウスで行ったことがある。

とてもこじんまりした小さいライブハウスである。

ステージも狭く、客には臨場感がすごい。

息づかいまでわかる距離で聞ける。

音はそんなに良く響く会場ではないが、ビル・エヴァンスなど有名アーティストが必ず出演するライブハウスである。

普通はサックスにベース、ピアノ、ドラムの4人の編成だが、このアルバムはピアノが無く、ロリンズのサックスがいやにもベースとドラムのリズムにあおられて熱い演奏になっている。

このアルバムはロリンズのアナウンスも入っていて、控えめにしゃべるロリンズの性格も垣間見れる。

とにかく打楽器的な野生的な演奏で、ピアノがないので、メロディーよりもノリの良さが強調され、リズミックな演奏になり、興奮してくるライブになっている。
会場の雰囲気も良くわかり、観客の反応も伝わってくるいい録音だ。

スタジオ録音より音は良くないが、ライブの雰囲気が出てジャズの良さが伝わってくる熱演だ。

ジョー・ヘンダーソンの名盤 真夜中のジャズ

モードフォージョー
モード・フォー・ジョーのジャケット

ジョーヘンダーソンの名盤「モードフォージョー」

ハービー・ハンコックの「処女航海」と同じ新主流派の音が聴ける。

特に1,2曲目がいい曲で、トロンボーンの開放的な間の抜けた音と、ヴィブラフォンの神秘的な響きの音がいい効果になっている。

夜を感じる音楽っという感じで、シブい大人の音だ。

2曲目のモード・フォー・ジョーが特にいい。

夜の世界、酒がよく似合う音楽だ。
ジャズは明るい曲もいいが、夜を感じさせる魅力もある。

ウェイン・ショーターの「ナイトドリーマー」と同じコンセプトも感じられる。

ジャズは朝や日中は似合わない音楽だとつくづく感じる。

ジム・ホール コンシエルト しんみりしたいジャズの名曲

コンシエルト
コンシエルトのジャケット

ジム・ホールのコンシエルトはアランフェス協奏曲のアレンジが素晴らしい。

ジムホールの理知的で落ち着いた、悲し気なフレーズがぴったりはまっている。

ジャズというより、イージーリスニングの曲に聴こえるが、ゆっくりしたベースとドラムに沿って繊細なフレーズを繰り広げるジム・ホールのクールであり、しっとりとしたジャズらしくないアルバムである。

少し落ち込んだ時に聞くのがいいと思えるメロディーだ。
日本人にはぴったりの暗いジャズである。

 

チェット・ベイカー イン ニューヨーク トランペットの音の解放感

チェット・ベイカーインユーヨークノジャケット
チェット・ベイカー イン ニユーヨークのジャケット

チェット・ベイカーのトランペットがキラキラしているチェット・ベイカー イン ニューヨークは名盤。

ライブなのでリラックスした落ち着いた演奏だ。このチェットベイカーの開放感のある、明るいトランペットの音が気持ちいい。

ジョニー・グリフィンとのコンビが、少したどたどしいが、ニューヨークのライブハウスの緊張と少人数のライブらしい雰囲気が伝わってくる。

スローテンポが多いが、チェット・ベイカーの張りのあるトランペットの音はいい響きである。

「チェット チョイス」も好きだが、ライブの良さとジョニー・グリフィンとの掛け合いが面白く推薦したい。

フレディ・ハバード 「ハブ オブ ハバード」のキラキラしたメタリックな音

ハブオブハバード
ハブオブハバードのジャケット

フレディ・ハバードの一番メタリックなハイノートが聴けるアルバム、ハブオブハバード。

これはウィントン・マルサリスもビックリのハイノート連発だ。

このキラキラしたトランペットの伸びは気持ちいい。

トランペッターとしてマイルス・デイビスを抜いて好きなトランペッターNo1に選ばれたこともある彼の人気ぶりが、このアルバムで垣間見ることができる。

スタジオ録音だが、ライブのような解放感はフレディ・ハバードの性格もあると思うが、明るい音だ。

ブルーノートのようなこもった音ではないので、キラキラ感が満喫できる。
この前に前に進もうとする前進感が魅力だ。

ハービー・ハンコックのジャズアルバムの全体のテーマ性

ハービーハンコック エンピリア・ンアイスルズ
ハービーハンコック エンピリアン・アイスルズ

アルバムの全体像を曲で構成を考えて作り上げる、映画音楽のような雰囲気を重要視して、全体のメッセージがわかりやすい。

「処女航海」「エンピリアン・アイスルズ」の2枚は、70年代の新しいジャズの雰囲気がはっきり感じられる。

ハービーハンコック 処女航海
ハービーハンコック 処女航海

フレディー・ハバードがいい味を出していて、ハンコックのピアノも新しい。

70年代のあの独特のユートピア幻想のような希望が感じられるアルバムだ。
ヒッピーやフォークギターブームなど70年代の人間回帰のような雰囲気が全面に出ている。

ジャズの変化を感じさせる時代の音で、それにしてもフレディーハバードのトランペットの前衛的な才能は素晴らしかった。

チャーリー・ヘイデンとハンプトン・ホーズ 「AS Long As Ther`s Music」希望の湧いてくるメロディー

ベーシストのチャーリーヘイデンの名盤ピアノのハンプトン・ホーズとのデュオ

AS Long As there’s Music。

CDジャケット
CDジャケット

パット・メセニーとの枯れた味わいの他にも、ピアノと組んだアルバムは違った味わいがある。

陽気なハンプトン・ホーズの音をメロディアスにして、美しい音楽にしている。

希望に満ちたような明るい曲が素晴らしい。

ホーズのピアニズムもはっきりしたタッチで、明快な明るいメロディーの音楽になっている。

1,2曲目がメロディーが特に美しい。希望があふれるような気持になる曲でうきうきしてくる。勇気が湧いてくる曲だ。
ジャズアルバムの熱狂はないが、最高のデュオが聴ける名盤だと思う。